睡眠薬の副作用は危険なのか

睡眠薬は日本中、世界中で広く使用される薬になりました。
病院で診断の末に処方されるということはもちろん、ドラッグストアなどで購入して日常的に利用している人も少なくはありません。
しかしこうした睡眠薬に対して言われることが多いのが「副作用があって危険だ」ということです。
確かにかつてからドラマや映画などのフィクションにおいて睡眠薬は悪用をされる存在でもあったのですが、実際のところ、定められた用法用量、注意事項を守れば副作用による危険はほとんど無いと言って良いでしょう。
少なくとも日本国内では他国と比べても非常に厳しい審査基準が設けられていますから、そうした基準をクリアして処方・販売されているのであれば安全性は確保できていると考えることができます。
ただしかし、問題になってくるのがこの定められた用法用量、注意事項を守らずに飲んだ場合です。
例えば比較的よく処方されていた睡眠薬であるハルシオンですが、これは服用した患者に対し、一時的な不安の緩和、不眠症状の緩和を効果として示します。
また持続時間が非常に短いために翌朝の不快感などもわずかであるとされます。
しかし副作用として依存性があることや、一過性の健忘症状が現れるということも研究の中で明らかにされているのです。
特に問題になるのが睡眠薬が無いと眠れないと患者が考えるようになってしまい、日常的にハルシオンを服用するようになったケースです。
こうなると身体が「睡眠薬を飲むことで眠れる」というように覚え込んでしまい、睡眠薬が無いと不安で眠れなくなることがあるのです。
こうした依存症状は安全な物とはいえませんから、危険性があると言うことも可能でしょう。
ただしっかりした医師から指導を受け、その指導に従って服用していけば危険性は少ないというのが一般的な意見であるということは変わりません。
どのような薬でも言えますが、服用の際には用法用量を守り正しく使いましょう。